自殺ギリギリまで追い込まれたときの教訓。

住宅ローンの返済が滞り、自己破産や任意売却、あるいは破産などといった事態に追い込まれないような解決策はあるのでしょうか。

私は最近になって自分のあの当時の過去をそんなふうに思い返すことがよくあります。

当時の私は消費者金融とかビジネスローンの会社などからも多額の借金があって、残債務はそれだけで数百万円、住宅ローンその他の残債を足すと1億円を超えていたと思います。

中古マンションなど不動産の中古物件が好きで、仙台市に住む両親のために投資用として2物件、東京にも2軒の物件を所有していました。

1つの不動産仲介業者に決めて物件を購入していましたから、2軒目・3軒目の不動産取引となると交渉も楽で、希望額まで販売価格を下げてくれることも当たり前でした。

提携ローンの審査も問題なく通過するほど景気が良く、私の事業も順風満帆に見えていました。

しかし例のリーマンショックがあり、仙台市をはじめとする東北地方を震災が襲うなど、予想だにしない事態が次々に起こり、見通しはいっきに暗転してしまいました。

人間の見通しなど実にいい加減なものです。

そうなると物件の買い足しに同意していた銀行も仲介会社も、手のひらを返したように態度を硬化させてきました。

状況は任意売却か競売か、それとも夜逃げでもするかというところまで追い込まれ、任意売却をお願いしたときには、
「自殺なんてしないでくださいね。事故物件になると、希望価格どころか売却自体がむずかしくなりますから」
と、釘を刺される始末でした。

無料相談でお世話になった弁護士さんに自己破産と任意売却の手続き一切をお願いして債務の免責処分を受けたことで一家心中などには至らなくて済み、仙台市の家族に心配をかけることもありませんでした。

「どんなことがあっても、逃げ出さずに生きてさえいれば道は開ける」というのが、そのときの体験から学んだ教訓です。